体の不調はマッサージのプロにおまかせ!

痛いマッサージは効果が高い?

「痛くないマッサージでは物足りない」とか、「痛い方が痛くないマッサージより効き目がある気がする」などと思っている方も少なくありません。しかし、本当に痛いマッサージは効果が高いのでしょうか?

 

実は、痛すぎるマッサージは却って体に良くありません。「痛み」を気持ち良いと感じてしまうメカニズムと、痛いマッサージが良くない理由を説明します。

 

痛みを気持ち良いと感じてしまう理由

異常な苦痛や激痛を感じた時に、その痛みなどを防御しようとする脳波が放出されます。その脳波はベータ(β)エンドルフィンといいます。脳内の神経伝達物質でモルヒネに似た作用をします。ベータ・エンドルフィンは「ランナーズ・ハイ」などでみられるように、苦痛や激痛を気持ち良いと感じ、幸福感を得られるということがわかっています。

 

マッサージでも同じようなことが起こると考えられます。コリなどの激しい痛みの部位を、痛いほど強くマッサージすることで、気持ち良いと錯覚してしまうことがあるのです。

 

痛いマッサージが良くない理由

コリなどの痛みは血流が悪くなって、筋肉などが硬くなっています。この痛い部位を無理な力でほぐそうとすると、筋肉、腱、筋を傷つけてしまいます。そのために揉み返しで却ってだるくなったり、痛みが増したりしてしまうのです。

 

マッサージは強くする必要はありません。硬くなった筋肉をほぐす時に多少痛みを感じることがあるかもしれませんが、基本的には最初から気持ち良いと感じる程度の力で十分です。

 

マッサージなどの施術を受ける時は我慢しないことです。痛い時はきちんと「痛い」ということを訴えてください。自分に合った力で揉んでもらうことをお勧めします。